2012年12月24日(月) 20時04分 / ITSS, 情報セキュリティスペシャリスト

情報セキュリティスペシャリスト合格への道

情報セキュリティスペシャリストに合格しました。
かなりギリギリでしたが、後学のために、勉強法の記録を残しておこうと思います。


午前1..免除
午前2..60点
午後1..66点
午後2..65点

ちなみに、ITSSで私が保有している資格は、
1.基本情報技術者(LV2)
2.応用情報技術者(LV3)
3.システムアーキテクト(LV4)
4.情報セキュリティスペシャリスト(LV4)←今回取得
の4つ。

午前1、午前2
とにかく繰り返し過去問を解くこと。
過去に出題された問題が再出題されたときは選択肢の順番も変わらないので、理解できない問題でも解答をまるごと暗記できればよい!と思います。
もちろん、午前も理解することは大切なのですが、
「理解できなければ間違えても良い」なんてことはないですよね。
「理解できていないけど得点することができる」のほうがよっぽどいい。
資格取得を目指すのであれば、一番大切なのは合格すること。そのためには得点を重ねていくことです。

午前対策で使用した書籍はこれ。
●A.平成25年度【春期】 情報セキュリティスペシャリスト パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験) [大型本]


過去問題4回分と解説を載せている書籍。
午前から午後まで、オールラウンドで活躍する問題集です。
特に午前2については、ここに載っている過去問をやっておくことをオススメします。
開いた左側に問題が、右側に解答と解説がついていて、扱いやすい書籍です。
私は、午前については問題を読んだ時点で即答できるレベルまで繰り返しました。
(といっても、3回解けば十分なんですけどね。)
午後の問題も解説がついているので、模試扱いで解いてみるのも良いです。

●B.情報セキュリティスペシャリスト 合格教本 (情報処理技術者試験) [単行本(ソフトカバー)]


CD-ROMが付いていて、何年分もの午前問題を収録してくれている。
とりあえず午前だけ通過できればいいや、って人は、このCD-ROMで十分。
テキストはおまけみたいですが、教科書としても役立ちます。

・多くの問題をCD-ROMについているソフトで学習する。
・最近2年間(4回)の問題を本で解いて、解説に目を通す。←できるだけ理解すること。
この組み合わせでOKかと思います。

午後1、午後2
予想問題を解くこと。
午前とは違って、暗記ではなく理解すること。問いに対する解答のパターン、セオリーを身につけること。
たとえば「サーバー侵入&攻撃への再発防止策は?」と問われれば、
「最新のセキュリティパッチを適用する。日々の記事に目を通して、他社で発生した問題が当社で起こらないか確認する」
のようなこと。
「ああ言えばこう言う」の情報を増やしていくこと。
現在の知識に自信のある人でも、必ず1回は予想問題を解いておくほうが良いです。
「答えはわかるのにアウトプットできない(うまく説明できない)」ということを防ぐためです。

●C.2011-2012 情報セキュリティスペシャリスト予想問題集 (情報処理技術者試験対策書) [単行本]


主に午後対策ですね。
きっと2013年度版も発売されるかと思いますので、それをオススメします。

午後の問題は、全く同じ問題は出ないけど、パターンは同じ。
よって、このような予想問題集を解き続けることをオススメします。
回答パターンもある程度決まっているので、何度も繰り返して解くのが良いかも。

人によってどうしても得意分野と不得意分野はあると思います。
たとえば、セキュアプログラミングは得意だけど、メールサーバーが攻撃された場合の対策などは全く浮かばない、のように。
できるだけ広い知識を身に着けて、不得意分野をなくしていくことが午後対策には有効なのだと思います。
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一度落ちても、粘り強く試験を受けていれば、いつかきっと得意分野の問題が出題されるはずです。
当たり前ですが、あきらめないことが大切なのだと思います。


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